V-Warpが5分ほどで切れてしまうというご質問ですが、これはV-Warp外の問題と考えられ、確実な原因については残念ながらわかりません。
考えられるものとしては次の3点かと思います。
1)リモートデスクトップサーバ(V-Warpホストがインストールされている、リモートデスクトップ接続される側)の設定で、セッション維持時間が制限されている
この場合の確認方法と設定変更手順ですが、ご利用のWindows OSのバージョンやエディションによって違いがあると思いますが、以下の記事を参考に確認してみていただけますでしょうか?
2)インタフェースの問題(特に省電力機能による影響)
この場合は、V-WarpホストおよびV-WarpクライアントのどちらのPCにも関係するのですが、特にWiFi接続で通信をしている場合に考えられるものとして、以下のサイトをご参照ください
https://itojisan.xyz/trouble/15748/
ネットワークドライバの不具合の場合には、おそらくV-Warp接続以外でも、インターネット通信の速度にばらつきがあるなどの影響が出ている可能性が考えられます。省電力機能の設定の場合には、通常の利用ではあまり影響を感じられないでしょうが、V-Warp接続中、一定時間操作をしていないときに切断されてしまうという現象が頻繁に発生するという場合はこうした原因が考えられます。
上記サイトでの3番目以降の原因は、時間の経過というよりは、例えば電子レンジの利用で電波にノイズが混ざったとか、WiFiが混雑して通信に影響が出たといったようなケースです。あるいは、PCが複数経路でインターネットに出ることができるような場合、通信状態によっては、リモートデスクトップの通信中でも経路が切り替わり、それがご利用に影響する可能性もありますが、これらが発生してもランダムと考えられるので、「5分」という切断時間がわりとはっきりしている場合には該当しないものと考えられます。
3)ネットワーク内のファイアウォール、プロキシ、UTMなどが強制的に切断している
これらの機械の中には、TCPの(A)開始または(B)最後にあった通信から一定時間が経過後にTCP通信またはIP通信を切断してしまうものがあります。一つはセキュリティの理由によるもの、もう一つは機械のリソース維持によるものです。
リモートデスクトップアクセスをしていて、何かの操作を継続している間は切れることがないけれど、一定時間操作をしていないと切れるという場合は(B)の理由によるものですが、いずれにしても中間の装置の設定がどのようになっているのかに依存し、それぞれの機械の機能にもよります。
ファイアウォールの場合は接続設定はIP通信の機能に関わる部分、もしくはNATP(IPマスカレード)に関わる部分の設定が関係すると考えられます。
プロキシおよびUTMの場合は、主にTCP通信の設定に関係します。