SWANStorゲートウエイのCoreプロセスを再起動した際に、正しく起動しない場合があります。messages ログを見ると
のようなログが残されている場合があります。これは、Coreプロセスが再起動中にCoreプロセスに接続しようとしたPortalプロセスが、たまたま発信ポートとして51423番を使ってしまったために発生する現象です。実際、ss -nat (RHEL7/CentOS7系の場合、それ以前ではnetstat -an)でポートの状態を見ると、以下の様な行を見ることができます。
この問題について、以下の手順により、51423ポートをOSに割り当てさせないようにすることで解決することができます。
1)RHEL7/CentOS7系では/etc/sysctl.dに次の行を含んだファイル(例:swangateway.conf)を用意します
それ以前のOSでは/etc/sysctl.confの最後に上記の行を追加します。
2)設定を読み込ませます。
RHEL7/CentOS7の場合: sysctl -p swangateway.conf
それ以前の場合: sysctl -p sysctl.conf
core[6709]: Error creating server: java.net.BindException: Address already in use
のようなログが残されている場合があります。これは、Coreプロセスが再起動中にCoreプロセスに接続しようとしたPortalプロセスが、たまたま発信ポートとして51423番を使ってしまったために発生する現象です。実際、ss -nat (RHEL7/CentOS7系の場合、それ以前ではnetstat -an)でポートの状態を見ると、以下の様な行を見ることができます。
# ss -nat
State Recv-Q Send-Q Local Address:Port Peer Address:Port
(省略)TIME-WAIT 0 0 ::ffff:127.0.0.1:51423 ::ffff:127.0.0.1:51423
この問題について、以下の手順により、51423ポートをOSに割り当てさせないようにすることで解決することができます。
1)RHEL7/CentOS7系では/etc/sysctl.dに次の行を含んだファイル(例:swangateway.conf)を用意します
net.ipv4.ip_local_reserved_ports = 51423
それ以前のOSでは/etc/sysctl.confの最後に上記の行を追加します。
2)設定を読み込ませます。
RHEL7/CentOS7の場合: sysctl -p swangateway.conf
それ以前の場合: sysctl -p sysctl.conf