V-Warpでは、以下のように接続されます。
RDPクライアント—V-Warpクライアント—クラウド上のV-Warpサーバ—V-Warpホストサービス—WindowsのRDP接続サービス
このうち、RDPクライアント—V-Warpクライアントの接続と、V-Warpホストサービス—WindowsのRDP接続サービスの接続はそれぞれクライアントPC内、ホストPC内の接続なのですが、これができない場合に、「接続しています」から進まない状態になります。
原因としては、以下のものが考えられます
・ホストPCでリモートデスクトップ接続が許可されていない
そもそもホストPCへの接続ができない状態です、Windowsの設定でリモートデスクトップ接続を許可してください。
・リモートデスクトップ接続のポートが3389から変更されている
ホストPCの設定で、レジストリを書き換えると待ち受けるポート番号を変更できますが、これで変更していると、V-Warpホストサービスは 3389 に接続しようとするために接続できません。
レジストリを変更し、ポート番号を3389にしてください。
・クライアントPC内で127.*.*.* の接続が許可されていない
V-Warpクライアントは、他のサービスとの競合を避けるため、127.*.*.* のランダムな接続先で待ち受けし、そこにRDPクライアントが接続します。
これが許可されていない場合は接続できずに待ち状態になってしまいます。
ファイアウォールなどのセキュリティソフト設定を確認してください。
・ホストPC内で127.0.0.1への接続が許可されていない
ホストPC内部でもクライアントPCと同様のことが起きえます。
ホストPC内ではWindowsがポート3389で待ち受けしているところに接続するので、接続先アドレスは 127.0.0.1:3389/TCP に固定ですが、セキュリティソフトなどでこの接続が閉じられている場合は、この状態になります。