SWANStorサーバはリモートアクセスPCとアプリケーションサーバの間をつなぐ中継サーバなので、アクセスPCやアプリケーションサーバに依存して、TCPリソースが溜まっていったり、リザーブされたメモリが蓄積されたりすることで、アクセスがしずらい、レスポンスが低下するなどの問題が発生する可能性があります。これはネットワーク機器全般に言えることですが、そうした状況を改善するために、利用の少ない深夜帯などに、装置全体や関係するプロセスを再起動する対処法がとられることがあります。
Windows OSにインストールされたSWANStorサーバサービスについては、次のようにして定期的な再起動バッチを作成することができます。この手順はSWANStorサーバサービス以外のサービスにも簡単に応用が可能ですが、該当するサービスには関連するサービスがあったり、それぞれ再起動する順番があるなどの可能性があるので、SWANStorサーバサービス以外に適用する場合には、それぞれのプログラムのメーカーや開発者などに問い合わせた上で実行されることをお勧めします。
1)サービスの停止、スタートは以下のコマンドで実施可能です。コマンドプロンプトを「管理者権限」で起動した上で、実際に機能することを確認します。
net stop “
net start “
SWANStorサーバの場合、
net stop “SWANStor Server”
net start “SWANStor Server”
net start
2)メモ帳もしくはワードパッドを開いて、上記のコマンドを書き込み、restart.batとして適当な場所に保管します。
3)タスクマネージャを開き、適当な時間にrestart.batを実行するように指定します。