よくある質問| エリアビイジャパン株式会社 / /

よくある質問

604065 SMP機能を使ってアクセスしようとするとポップアップが表示されて利用できません

表示されるポップアップが

TCP Listener on port 3389 stopped:Adress already in use

のような場合、SMPプログラムがアプリケーションの要求を受け取るために待ち受けようとしたTCPポートが既に使われているため、期待通りの動作をしません。

この場合にはTCP Listener on portの次に表示される番号に応じて、次のような確認をしてください。


1)番号が80の場合には、ご利用のPC上でWebサーバ機能が動作している可能性があります。Webサーバ機能が動作していないかどうかを確認ください。また、Skypeをご利用の場合、Skype起動時にポート80番を利用する場合もあるようです。Skypeプログラムを終了してから再度SWANStorに接続し直してみてください。


2)番号が3389の場合には、ご利用のPCへのリモートデスクトップ接続あるいはリモートアシスタント接続が有効になっている可能性があります。ご確認ください。


下の図はWindows 8.1の場合の例ですが、「システムのプロパティ」の「リモート」タブで、「リモートアシスタンス」の項目のチェックは外す必要があります。また「リモートデスクトップ」の項目では「このコンピュータへのリモート接続を許可しない」にチェックが入っていることが必要です。



3)その他の番号の場合、それぞれの番号に対応したサービスがご利用のPC上で動作している可能性がありますが、以下の手順で確認してみてください。


3-1) SWANStorに接続していたブラウザは終了します。

3-2) Windows PCのコマンドプロンプトを起動します。

3-3) コマンド画面が起動したら、次のコマンドを実行します。

netstat -an | more

コマンドの結果は次のような画面表示になります。

この中から、状態がLISTENINGで、ローカルアドレスの:の次に問題のポート番号のものがないかどうかを確認します。

該当するポート番号の情報が表示される場合、管理者に相談するか、コマンドプロンプトを「管理者として実行」し、コマンドプロンプト画面内で次のコマンドを実行します。

netstat -anb | more

コマンドの結果は次のような画面表示になります。


表示の[ ]の中には、LISTENINGしているプログラム名が表示されているので、該当するポート番号をLISTENINGしているプログラムが何なのかを確認します。


3-4)上記により該当するTCPポートを使っているアプリケーションがわかった場合、それを停止します。何らかの理由で停止できない場合には、接続先のアプリケーション側とSWANStorの設定の変更が必要となりますので、管理者にご相談ください。


4)上記のステップでアプリケーションが見つからなかった場合には、次の項目をご確認ください。

4-1)ご利用のユーザの権限で、該当するTCPポートを開くことができない場合があります。こちらは管理者にご相談ください

4-2)ご利用のPCのセキュリティソフトウェアが該当するTCPポートの利用をブロックしている可能性があります。セキュリティソフトウェアのログなどを確認してみてください。


Updated on 12月 4, 2023