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よくある質問

106173 Internet Explorer(IE)のサポートが終了するそうですが、SWANStorに影響ありますか?

MicrosoftからInternet Explorer サポート終了が2022/06/15と発表されました。


SWANStor PRO EX 2.1J ではトネリング機能をお使いの場合に必要なSWANBrowserが内部でIEを使用しており、また、オプションのPassportBIZはIEでしか動作しないActiveXの技術を使用していますので、IE終了に伴う対応を進めております。



まずSWANBrowserについてですが、元々「IEコンポーネントを使用しない」設定がありまして、これを使用することでIEがインストールされていない環境に対応可能です。


このため、「IEコンポーネントを使用しない」設定をデフォルトとし、Windowsに「既定のアプリ」として設定されたブラウザを使用する改修を行いました。

このリンク からダウンロード、インストールしてお使いください。(64bit Windows用です、32bit Windows用が必要な場合はお問い合わせください)



PassportBIZにつきましては、更新版としてActiveXの代わりにアプリケーションをインストールして使用するものを開発し、新バージョンとしてご提供します。こちらにつきましてはお問い合わせください。


また、どうしてもアップデートが困難という場合、EdgeのIEモードやGoogle ChromeのIE tabでActiveXを使い続けるという方法もありますが、ActiveXを使用するページをIEモード / IE tabで開くように設定するか、毎回IEモードで開き直すといった操作を行う必要があります。


※SWANBrowserのご利用には SWANStor Server EX PRO 2.1J が必要です、2.0J 以前のバージョンをご利用の場合はバージョンアップが必要になりますのでお問い合わせください。


※現在2.0Jをお使いで、2.1Jへのアップデートが困難な場合は、付記の項目をご覧ください


※SWANStor Serverのバージョンにより、Java Applet の画面になってしまう場合があります。この場合は以下の手順でSWANStorサーバのファイルを差し替えてください。

1. webブラウザで https://ex.swanstor.com/download/html_update.zip をダウンロードします

2. ダウンロードしたファイルを展開し、ea-exclient.html, ea-checkbrowser.html を取り出します

3. 取り出したファイルをSWANStor サーバ機にコピーします

4. SWANStorサーバ機で、<SWANStorインストールフォルダ>\userinfo\ea-exclient.html と <SWANStorインストールフォルダ>\userinfo\htdocs\ea-checkbrowser.html を別のフォルダにコピーする、名前を変えるなどして保存します

<SWANStorインストールフォルダ>は、Windows Serverの場合 C:\Program Files (x86)\AreaBe\SWANStorEX、Linuxの場合 /usr/local/swanstor となります

5. 2 で取り出したファイルをそれぞれ、<SWANStorインストールフォルダ>\userinfo と <SWANStorインストールフォルダ>\userinfo\htdocs にコピーします(元々存在するファイルを上書きすることになります)

6. SWANStor Serverサービスを再起動します

Windows Serverの場合は、「管理ツール」→「サービス」から SWANStor Serverを再起動、Linuxの場合は systemctl restart swanstor で再起動します

7. クライアントPCで、既定のブラウザに設定されているWebブラウザを起動し、キャッシュをクリアします

8. SWANBrowser(上のリンクからダウンロードしたもの)を起動してSWANStorにログインします


以上で完了です。



付記

SWANStor PRO EX 2.0Jのままお使いの場合


2.0JはSWANBrowserに対応しておらず、Java JREを別途インストールしていただいてIE+Java appletでトネリング機能をご利用いただいておりました。


IEサポート終了に伴い、Java appletも使用できなくなります(Edge, Google Chromeなどは Java appletに対応しておりません)ので、2.1Jへのバージョンアップが困難であれば、Edge の IE モードを使用することで Java applet が使用可能となります。


※Java JREをご利用の場合、ライセンス料が必要となります、ご注意ください。


JREをインストールした上で、EdgeのIEモードでSWANStorにログインすると、IEでアクセスした場合と同様にJava applet が起動し、トネリング機能がご利用いただけます。


ActiveXのPassportBIZもIEモードで動作しますので、こちらもご利用いただけます。



Updated on 12月 4, 2023