トネリング機能を使ってSWANStorにアクセスすると、accesslog.txtに次のようなログが残ります。
2013-12-04 09:03:11 LOGIN TCP:192.168.11.74:22:a/50
2013-12-04 09:04:28 LOGOUT TCP:0.0.0.0:1352:a/50, in=0, out=20, time=1 min 16 sec, reason=user disconnected
トネリングのデータ通信は、アプリケーションクライアント(FTPクライアント、メーラーなど)のアクセス(TCPセッション)をトネリング用クライアントプログラム(JavaアプレットあるいはSWANBrowser)が転送することで実現しています。ログは、アプリケーションクライアントのTCPの開始と終了に対応して、それぞれLOGIN、LOGOUTが記録されます。
ログ情報の内容は以下のとおりになります。
LOGINログ
EXトネリング設定の表示は、SWANStorサーバのトネリング設定に対応し、HTTP、TCP、FTPのいずれかになります。
LOGOUTログ(前半)
LOGOUTログ(後半)
転送バイト数:
in — クライアントからアプリケーション方向
out – アプリケーションからクライアント方向
切断理由:
表示メッセージ | 理由 |
Connection timeout | アプリケーションサーバとの接続が一定時間内にできなかった |
Connection exception: | 例外処理による(詳細情報がある場合、内容が続きます) |
user disconnected | クライアント側から切断された |
Protocol is not registered: | ライセンス登録のされていないリクエスト |
protocol is not verified: | 登録ライセンスとマッチしないリクエスト |
Timeout | セッションタイムアウト |
Server closed connection | アプリケーションサーバ側から切断された |
User logout | ユーザがログアウトした(SMPが停止した) |
Connection exceptionの詳細情報は動作しているシステムに依存します。
本事象が発生する原因としては、アプリケーションとのTCPセッションを張ることができなかった場合で、例えば指定されたアプリケーションサーバが見つからない、アプリケーションサーバから接続を拒否された、あるいはSWANStorサーバ側で、メモリやTCPセッションを確保するためのリソースが不足しているなどが挙げられます。